外反母趾(がいはんぼし)は、足の親指が小指側(外側:体の中心から見て)に
曲がってしまうことをいいますが、一般的には女性がよくなるものといわれています。
確かに男性もなることはあるのですが、女性の方が外反母趾を患っている人が多いといわれます。
これはどうしてでしょうか?
どうして、男性より女性の方が外反母趾になる可能性が高いのでしょうか?
まず理由の1つに、女性の方がハイヒールや足先の細い靴を履くことが多いからです。
この原因は否めません。ハイヒールなどの足先とかかとの傾斜が激しい靴を履くと、
体重が足の先にかなりかかります。
たまに履くぐらいならそんなに大丈夫かもしれませんが、
これが繰り返されることにより、関節や靭帯・筋肉などの足の指の機能が低下して弱くなり、
弱くなった足の指が先細の靴の形に合わさって、変形してしまうのです。
また、このような関節や靭帯・筋肉の機能低下といった面で、他の理由もあります。
それは、筋肉といった部分は、女性よりも男性の方が発達しているといわれています。
しかし、一般的に男性でも女性でも同じだけの重力がかかっていますから、
男性よりも女性の方が足に負担がかかりやすく、
しかも足の指にその負担を集中させてしまうと、指の力が衰えてしまって、
外反母趾につながるというわけです。
ですから、単純にハイヒールを履くから外反母趾になるというわけではなく、
外反母趾になってしまう足の指の筋肉や関節・靭帯などが大きく影響しているということです。
そのため、ハイヒールをまだ履いていない小中学生でも、外反母趾を患うケースが起きているのです。